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都市の自由空間
鳴海邦碩著 中公新書 昭和57年
<手にした動機>
昨年度、道と水平性について論文を書いた事があり、本書で自分の考えを確認・検証するのに良さそうに思えました。ところどころにある図や写真が自分のテーマに合っているようにも思えました。
<読んでみて>
日本の民家
今 和次郎著 岩波文庫(絶版中)
<手にした動機>
生活に根ざした民家にこそ日本建築の魅力があると思います。その辺を読み解く手始めに本書を選びました。
<読んでみて>
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建材・設備はどこで何から作られているのか―建築史上最大の素朴な疑問
著者:内田 信平 |
<手にした動機>
書店で見かける度に面白そうと思いつつ、入手するに至らないままでしたw建材の流通を知ることで、クリティカルな金額交渉に役立てばいいなぁと思いますw
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錯乱のニューヨーク (ちくま学芸文庫)
著者:レム コールハース |
随分前に購入していたのですが、やっと読む事ができました。
購入動機は確か、「レム・コールハースの著書はいい」と人づてに聴いた事だったと思います。
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不動産調査入門基礎の基礎 3訂版―不動産トラブルを防ぐための物件調査の基本 (図解不動産業)
著者:津村 重行 |
宅建を真面目に勉強すべきか悩ましい日々を送っていますが(申し込んではいますw)、
少しでもやる気になればと、実務に活かせそうな本を読みました。
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新編新宗教と巨大建築 (ちくま学芸文庫 イ 35-1) 著者:五十嵐 太郎 |
<購入動機>
最近の建物には、精神的な要素が欠けていると日々感じる。
建物に、神格化とも言える思想を込めるにはどうすべきか?
宗教建築こそ思想を具現化したものではないか?
という妄想に囚われていたところ、タイムリーな書籍に出会いました♪
<以下個人的な引っかかり>
( )内はボヤキですw私見も入ってますよ~♪
「教団の思想から空間の概念を読みとり、いかに現実の空間に反映させたのかを検証。」というテーマで書かれているようです。
前半は「新宗教と建築」に関する論考、後半は「近代の神々と建築」についてです。
| 現代に生きる「境内空間」の再発見―都市におけるその魅力を探る (Architecture dramatic) 著者:中山 繁信 |
<購入動機>
境内空間本来の意図されたものは、果たして残っているのか?
そして結果としてできた都市空間に思想的な意味を見出す事ができるのか?等の解答になるかもと思い購入。
あと、近所・近隣の神社が検証されていたので♪
<以下個人的な引っかかり>
( )内はボヤキですw私見も入ってますよ~♪
<「つかみ」の部分の引っかかり>
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つくられた桂離宮神話 (講談社学術文庫) 著者:井上 章一 |
<購入動機>
ブルーノ・タウトが感じ書いたものとは何だったのか?
タウトの桂離宮の賛美は、果たして正確に伝わっているのか?
<以下個人的な引っかかり>
( )内はボヤキですw私見も入ってますよ~♪
| 京の町家 著者:中村 昌生 |
<動機>
茶室の勉強の延長として、かねてから関心のあった京の町屋をよく知ろうと今更ながら思いましたw
あと定価1000円+税とお手頃な値段だったーー!!
<以下個人的な引っかかり>
( )内はボヤキですw、順序は編集しまくりですw
<露地、坪庭について>
江戸時代には精神性を強調するために「路地」は「露地」と書き換えられた。
路地は茶室へ通る道という使命を基本とし、「客の目移らぬよう」という原則を踏襲しつつ、眺めるための書院庭とは異なる新しい庭作りの手法と意匠を開いた。あくまでも茶の湯に使う庭であった。
露地は目的地までの道のりが遠く見通しも良くないほうがよい、そうすることで深い奥行きが表現できる。
道路に面する入口からウラニワまで貫通する土間を「通り庭」と称した。上足で歩く高い床の上に対し、下足で歩く所をすべて庭と呼んだ。
利休は路地にはみだりに石燈籠を用いなかった。
役に立たない石は一つも据えるべきでなく、模様的な効果など少しも考えてはならない(利休)。
露地の燈籠は足元を照らす必要から低く据えなければならないという考え方が基本だった(織部有楽)。
枯山水は「作庭記」に「池もなくやり水もなき所に石をたつる事」であると定義されたいた。
手水鉢はいわば路地の心臓に当たる。路地ではかがんで使うよう低く据えられた、これを蹲踞という。
坪庭には特に作風の原理とか約束といったものはない。
日の光の乏しい空間には竹や羊歯は絶好の素材であった。
庭から上がるのが座敷の正式な入口。
茶の湯の世界を日常的な空間から隔離する必要があった。
<京の町屋とは>
京の町屋の1階には、窓がない。入口を除いて京格子ばかりである。
むしこ造り(蒸子、虫籠)
丈の低い2階にむしこ窓を開けた構えで、本2階建ての場合はまずむしこ窓をあけることはない。2階の壁が低いほど、家は質素にかつ古めかしく見える。
畳は主として支配者層の住居に使われていた座具。
座敷に金をかけることは町屋の通有性である。
町屋では柱は檜・栂、大黒柱には欅、土台は檜・檜葉などが用いられ素地のまま使うのではなく辨柄塗りが施された。
建築の造形においても真行草の秩序に沿って崩し方が工夫されねばならない。
京の町屋はほとんど茶庭風であるといってよい。
数奇屋造りの造形を基調にしている、茶の湯を基盤にした生活文化に胚胎している。
明暗の連続する空間の構成は、町屋の特色のひとつである。
<考察>
町屋といっても厳密な様式が決まっているのではなく、思い思いに自由に造られていたようだ。だが根底には茶の湯を基盤にした生活文化にあったようである。
互いの美意識を競い合い、尊重しあう事で調和が生まれていったのかと思う。
しかし、いま京に新しく建つ物は雰囲気だけ真似したイミテーションである事は間違いない。そこに精神性はないからだ(有るものももちろんある)。
現在の建物には精神性を考えている余裕がないのも事実であり、自分の設計でもその余裕はないww
やはり今後は派手なパフォーマンス的な建物より、精神性を中心に設計を進めていこうと思います。そして建主とその思いを共有できたら喜ばしい限りです。
しかし世の中には「80対20の法則」というものがありまして中々難しそうですなぁ
<このブログ内の関連あるかもな書籍>
茶の湯空間とは何か
雁行形の美学
茶の湯の心理
<今後の読書方針>
茶の勉強と、神道或いは神社等の勉強を通じ現代の日本の建築様式の有り方を模索したいですなぁ♪
あと呪詛的空間についても勉強しようかと思います、究極の精神性がありそうなのでww
風水は中国みたいな破天荒な形になりそうなので、置いておこうと思います・・・・・・・・。
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茶の湯の心理―もてなしの空間と心地よさ 著者:福良 宗弘 |
<動機>
「茶の湯空間とは何か」の続きです♪心理学的アプローチかなと。
<以下個人的な引っかかり>
( )内はボヤキですw
ロゴス:直感に対し、論理的に系統立て、言語的に嗜好を決め意味づけするもの。
石を建てたり、動かしたりという指図を、宗教家のみが行い得た。
ゲシュタルト:部分の寄せ集めではなく、まとまった1つの構造を示す概念。作品は全体として意味を持ち、全体は部分の集合で説明できないとする論。
我々は目に映る物体を線や面などの要素に分解して見ているのではなく、幾つかの図をまとめて認知している。
「良い形の要因」は、全体として規則的で簡単な形にまとまろうとする。侘茶の精神はこの複合する所である。(ゲシュタルトに通ずる)
プラトー:高原現象
記憶固定には温度が関係し、10度以下になると、常温時の3倍以上も記憶固定に時間がかかる。
幼稚なほど感激性に富んでいる人は、想像力が豊か。
茶の場でも、仲間との比較の中で、自分を一定水準の人間であると誇示したいという心理が働く。
リーダーの資質
率先して事にあたる、忍耐強い、自信に満ちている、洞察力に優れている、強調的である、適応性がある、雄弁である。
床に掛けられた軸
亭主の今日の釜の懸けられた意図を知る事ができ、出されてくる道具により、鮮明に意図が推測できるように、思考の道具が存在する。
茶室
左右対称形が少ないのは、自然に対して対決姿勢ではなく、融和の精神を大切にしてきたから。バランス感覚を要求され、構成力、リズム感が必要。
日本の造形には何らかのサイン、シンボルが存在しそれを基に想像を膨らませていく。
色の比較をする時、バックカラーに最適なのは鼠色。
「回転」は円の中心に集中し、そこに束縛される事(ユング)
→茶を混ぜ合わせる意味。
お地蔵さん
境を示したり、守り神。菩薩のひとつであり、大地を所蔵するもの、地中を蔵とする者という。
平安時代
夜の仄暗い灯りの中で、かすかな色の変化を見逃すことのなかった研ぎ澄まされた神経は、その感性の素晴らしさを示している。
<考察>
うむうむ、この本は心理的な側面からのアプローチですか、色々勉強になります。
やはり茶を体験したい・始めたいと強く思います。しかし様式化、形骸化したところでは、私の求めるものは得られそうにない気もします。
第一歩を踏み出さないと、何も始まらないし何も変わらないので悩みは尽きませんなぁ・・・・。
<このブログ内の関連あるかもな書籍>
茶の湯空間とは何か
雁行形の美学
<今後の読書方針>
ゲシュタルトは色々な場面で活用できると思えますので、もう少し掘り下げようと思います。
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安藤忠雄建築手法 著者:安藤 忠雄,二川 幸夫 |
<動機>
派手な建築を設計しているのではないのに、何故この人が世界的な評価をされるのか?
そんな事を今更ながら知りたくて読む事にしました♪
<以下個人的な引っかかり>
( )内はボヤキですw
<氏について>
コルビジェにインスパイアされた(やはりそうですか)。
初めから戦略的な成長を考えていた(凄いなぁ)。
我が強く、人の真似をしようという意識がほとんどない、スピード感がありしつこい(見た目とおりかw)。
建築家とは他人のお金で、他人の敷地に、他人の力で自分のつくりたいものをつくるという稀な職業♪(そうなったらいいんだがなぁ・・・)
<設計について>
表現のために人為的にコントロールされた環境は何か違う。
周辺環境との関わりは大切である。
自然との関わりこそ日本人の感性。
防水がうまく納まらないとか、責任回避のデザインは逃避だ。
建築家に頼むならクライアントも勉強しないといけない、そうでなければ建売のほうがよい。
建築家は、いつも自分の考えている事を形にしないといけない。いざ頼まれたら、より発展させた形で実現させる、その努力をする。
建築は商品になってしまっている。売れる箱、パッケージ、カタログのアッセンブリーみたいだ。
現場には仕事時間外に行け、現場に学べ。
工事中に悪戦苦闘しないのに、出来上がった建物が良くなる事はない。
建築バカが減り、建築ビジネスマンが増えた。
<氏の考えるあるべき建築の姿とは?>
建築は人の心に訴える力がある。
現代建築は空間の機能とヴォリュームについてはうるさい位に言うけど「光」や「音」といった目に見えない質の問題はほとんど問わない。
近代建築が物質的な豊かさを求め過ぎたことが大きな弊害になっている。
建築が駄目になっているだけでなく「建築は用途だ」と言う考え方、デザイン優先が原因。空気が感じられない。
現代建築は割りと気楽に多様な方向に向かっているようにも見える。でも一方で「光」や「触覚」にみたいな足元をしっかり見つめる人も出てきてもらわないといけない。
建築物は10年もたてば自然の中に埋没するようなものであるべき。
<考察>
読みつつ色々思う事があった。
見た目の派手な建築は刺激的で興味をそそるが、目先のパフォーマンスでしかないかも知れない。
いい建築を造るのではなく、自己満足のプレゼンに力を入れる事が設計と考える人も多い。
空気や光を感じ、自然と対話できる環境をつくる事が建築であるべきと思う。
あくまでもそうある事が自然で、それを意識した時より深く理解できる。そんな建築を造ろうと思った。
感じられる、或いは感じ取れる建築こそ意味があると思う。
手段や過程より根本が大切だ。
これからは感じる事ができる建築を設計していきたいと思う。
重要なのは思想かなぁと・・・。
また、氏の著書を読んで見たいと思いました。
<このブログ内の関連あるかもな書籍>
建築家たちの20代(氏の東大での海外建築家との座談会)
| 茶の湯空間とはなにか―成立ちと構成 著者:福良 宗弘 |
<動機>
海外の建築を真似ても日本に合うものになるとは思えない。
日本人の建築設計者はもっと日本を良く知らなければならない。
先ずは日本建築のあるべき姿を理解し、現代の日本建築を模索する足がかりに!
などという事を思い、今更ながら勉強してみようかなーと♪
そのための茶室関係書籍読み!!
<以下個人的な引っかかり>
( )内はボヤキですw
物理的な広さは心理的な広さとは異なる。
アルコーブ
「引っ込み」は落ち着く→茶室は「引っ込み」→落ち着く場所
茶室に屈んで入場したりする事で視点がずれ、空間的な変化が強調される。
→狭くても広く感じるられる。
障子・連子窓
外を感じられる接点→小さければより意味が大きくなる。
日光東照宮
自然の中に不意に豪華な建物があるからこそ引き立つ。
坪庭
「壺」「局」、周りを囲まれた空間
視点を固定して見る座式
歩きながら変化を楽しむ方法
飛石
石そのものに意味がある、「据える」足元をしっかりさせる。
結界・聖域を表す事もできる→そこを歩く事で心を切り替える。
関守石
空間を隔てる「物」、最小の容積で最大の「力」を誇示。
日本では自然石がそのまま用いられるが、西洋では加工され整形された石が使われる事が多い。
蹲(つくばい)
自然の物で造り、動作に自然が関与する。
人、水、石による人と自然との対話を象徴
西洋のまち
自然や外敵からの防御のために閉ざされた空間により、
互いに思いやる社会生活を営む街づくりになった。
日本
移り変わる季節による変化を活かし、外部空間を連続的に取り込んだ。
やがて室内から外部を楽しむという考えが生まれ、
室内の造作で自然を感じるというスタイルに発展した。
美的感覚
絵の空白部分を楽しむという感覚。
侘数寄の発展
閉鎖性
精神性の向上、心をひとつにする、経済的な対話の場、安心して会を開ける。
→狭いが故に工夫を凝らした。
利休
全体の調和の中で美を考える様式を作った。
茶室の流れ
宗教的に一番快適な空間
草庵
シック、丸柱、天井2.3m程度、土壁・板壁、窓が多い、傾斜天井、腰障子
書院
装飾のある襖、広い、引き違い戸、漆喰・張壁、窓少ない、天井2.5m以上、平天井
草庵と書院の違いは透過性である。
茶室空間の人心とは
儀礼性、修業性、社交性の組合せである。
不作法とは、相手に対する配慮を欠く事である。
茶の湯空間とは、空間の狭さからくる親近感と人間の動きを感じ取り、その中にある機能美を楽しむという二面性を持っている。
<今回得たもの>
いまのところ茶室とは、
閉鎖、限定された空間により、微小な差異を感じ取る事で、自分、相手、自然と交流できる場所。
息が感じ取れるくらい狭い空間では、互いを理解する努力をしなければ、有意義な時間、場所にならない。
という程度の理解です・・・・。
<考察>
茶室もまた時代により様式は変化する。
精神性もまた変化しているはずである。
とすれば現代に求められる茶の湯の空間とは一体どういうものなのか?
茶室のような狭い空間からの発想は、他の用途の狭い空間にも応用できるはずである。
精神性による空間の創造ができれば、現在のパッチワーク的な空間デザインから脱却できるのではと思いました。
<今後への問い>
・蹲の意図する事とは何なのか?
・現代における茶室空間とは?
・現代における和室の意義とは?
・狭い空間の精神的な表現方法とは?
<このブログ内の関連あるかもな書籍>
いま計画中の物件が雁行しそうですので、
そうするための合理的かつ付加価値としての意味を構築し、
建主説明に臨むためのお勉強、ぐはぁw
| 雁行形の美学―日本建築造形モチーフ 著者:川道 麟太郎 |
<以下適当な自分解釈♪>
雁行形とは「ため」を作る事である。「ため」ゆえにルーズな空間ができる。
特徴
外壁面が多く開口も多くなる。開放的になる。
庭ができる、庭を造る余裕が必要になるw
開放的ゆえに塀が必要になる。
高密度が要求される現代には不向きである。
「ため」があるので増改築に融通が利くはず。
生成(古代・中世)
寝殿造り、均整配置、中国の様式
書院造り、左右対称ではない、武士の邸宅、接客・対面が必要になる、防御のために屈曲
絵巻物、意図的に雁行した建物にした、あくまでも絵師のイメージによるものである。
成立(近世)
数奇屋、様式の無い自由さだった、後世様式化された。遊びの精神
茶室、母屋に増築された時に雁行ができる。
御茶屋、会合・休息の場、開放的な茶室、明るく瀟洒
桂離宮、素人の建築(タウトはそれを信じられなかった)、伝統や技術に縁が薄い、
趣味と芸術の空間、結果生きた芸術になった。
雁行形、見え隠れの、混成的・多元的
近現代
シカゴ博(1893)の鳳凰殿にライトは触発されたに違いない、それ故に帝国ホテルは左右均等
ジョサイア・コンドル、純粋な西洋建築の様式を日本にもたらすはずが、和洋折衷で
日本思想を生かした西洋建築を残すw
吉田五十八、近代数奇屋住宅という様式を確立
安藤忠雄、住吉の長屋、様式的な長屋というよりは、奥に長いから長屋みたいですw
雁行形の形成要因
外壁が多い、アイストップが生まれる、防御に向く、増改築しやすい、内外空間を面白くする、
それぞれに庭が出来る、採光・通風にいい、地形に対応しやすい、ある意味フラクタル
雁行形の美
庭との関連付け、外との結びつき、手入れが必要だからついでに手も加える、
柔軟な包容力こそが美である。
強張らない空間、崩しこそ日本人に好まれる、
メッセージ
西洋建築は壁・ファサードの建築、日本建築は床と屋根
コルビジェがドミノシステムで自由な平面・自由なファサード・水平連続窓・ピロティ等提唱、
壁建築様式からの開放→つまるところ当時の日本家屋での標準様式に通じるモノであった。
コルビジェはそれらを視覚と詩的な論理で表現したので、現在も重要視される建築家である。
まとめ
雁行形は隅違い配置を造形の原理として、自然と環境に親和し、われわれの精神の開放を求める造形である!
おお、いい言葉だ!!
この本を読むと和の精神を取り入れた建物にしたい気がしてきますが
既存建物が白いハコですからはてさていかが致しましょうか・・・。
| 10宅論―10種類の日本人が住む10種類の住宅 (ちくま文庫) 著者:隈 研吾 |
ウィトル・ウィウスの「建築十書」をもじってタイトル。
イオニア式の柱は学問の象徴。
ワンルーム、ペンション、カフェバー、ハビタ、アーキテクト、住宅展示場、建売、クラブ、料亭、歴史的家屋という10の傾向で住宅に対する意識を論じていました。
発行が1986年なので時代を感じますが、この年代を過ごして来た人にすれば
「ああ、そういう言葉もあったなぁ」という懐かしさを感じられると思います。
アーキテクト派の章は現在でも「有りうる」という気がします。
アーキテクトに住宅設計を依頼する人の傾向とは
勿論、こういう意識が悪いと言う事では決してありません!!
作る側としては内容も理解して頂ければ大変嬉しいというだけです♪
80対20の法則に従うと、アーキテクトに依頼する人の80%のうちの20%が理解して依頼している?
なんて事を考えて、20%もいればいいかな、と思いますw
利休に関するくだりを読んで、ますます茶の文化に興味が湧いてきます。
お茶を始めてしまいそう、取合えず紅茶でも入れて我慢しますが・・・・orz。
文庫版「あとがき」で著者が反省しているのが、ほほえましいですw
| 建築家たちの20代 販売元:TOTO出版 |
東大 安藤 忠雄研究室において個別に海外有名建築家を招いた座談会の抜粋。
レンゾ・ピアノ
ポンピドー・センター。好奇心・技術的知識必要。
自分を見つめるために一人になる。自ら決定する力
ジャン・ヌーベル
学生の時に丸刈りにされ頭から赤チンで塗られたw
自分が今何をやっているか分析能力を高めること。自分で道を見つける。
リカルド・レゴレッタ
メキシコ。グロピウスに旅行をしろと言われた。
デザイナーと建築家は違う。2つの立場の均衡、インタラクション・デザインにも通じる。
諦めない事。見る人に感情を喚起させるのが建築。自分の力を見つける。
フランク・O・ゲーリー
感性を刺激するもの。本当の建築とは。
I・M・ペイ
ルーブルのピラミッド。近代建築はキュビズムから始まった。グロピウス。
「場」についての理解。旅をしろ。
ドミニク・ペロー
エンジニアの家庭に育った妥協が建築の道。
「大切なのは何をつくるのではなく、何故つくるか」。
何故建築をつくるか、いかにして建築をつくるかは表裏一体。
共通しているのは、旅をしろ。自分を見つめる事。
学生時代から建築事務所修行(時代的な背景もあると思う)等でしょうか。
いーなぁ、東大。
ページ数の関係で物足りない内容だが、1,381円+税だからいいんじゃないですか。
ジャン・ヌーベルの赤チン姿をどうしても想像してしまうんですがねww
| インタラクション・デザイン・ノート第2版 |
インタラクションとは人と物の相互作用、物や場は主張する。
アフォーダンスとは物や場が提供する事、椅子は座ることを提供など。
アフォーダンスに対するデザイン→インタラクション・デザイン。
建築は提供する→用途・目的に合ったデザイン。
リテラシー→読み書き能力、アフォーダンスによりもたらされた事象に対して必要な事
(洪水で溺れたくない→服を着たまま泳げるようになろう)。
せんだいメディアティーク→特定のメディアに限定しない→
様々なメディアに関われる場を提供→多様性→そこで仕事する(スマートオフィス)、
学び方を学ぶ等→人と建物の相互作用が働けば可変性、多様性が生まれ、ただの「ハコ」にならない。
という風に理解しましたが、趣旨をつかんでますでしょうかw
800円+税でこの内容は私にはお得でした。
プレビュー・・・10分
フォトリーディング・・・20分
ポストビュー・・・10分
アクティベーション+高速リーディング・・・・40分
少なくとも合計80分程度、まだまだ普通に文字を追いかけているようなので時間がかかりました。
でも読後の疲労感は全くなく、この程度の理解が出来れば満足です♪
普通に読めばもっと時間がかかるでしょうし、雑念も多く理解出来てないかも知れませんので、まぁ、いいかぁw
ちなみにインタラクティブとは「相互に影響しあう」という意味です。
ほぉほぉそうかい♪
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パリのパサージュ―過ぎ去った夢の痕跡 (コロナ・ブックス 137) 著者:鹿島 茂 |
2008/2/23 丸の内丸善 にて購入
パサージュとはアーケードの商店街のようなあれです。写真が沢山あり、建築設計に生かせそうなので購入。しばらくはパラパラ眺めて過ごし、他の本が読み終わったら読もうww
<読みました2008・2・26>
何故著者や引用文献紹介がないのでしょうか?
面白かったので他もチェックしたかったのですが・・・・。
<はさんであった新刊・近刊チラシの気になった書籍>
ナガオカケンメイのやりかた (チェックしたら、日記のような内容のような)
玩物草子―スプーンから薪ストーブまで、心地良いデザインに囲まれた暮らし (コロナ・ブックス 139) (チェックしたら、お宅の雑貨いいものありますねぇ的なような)
面白いかな♪